官能文芸部 後輩が読んでいた小説は!?~OL編~

官能文芸部 後輩が読んでいた小説は!?~OL編~

1.あらすじ

放課後の文芸部はとにかく人が集まらない。

 今日も【部長】である自分と、口はキツいけど熱心に本を読む【後輩】の2人だけ。

 この【後輩】の本と向き合う姿勢は尊敬している。年下なのに良くできた子だ……

 ――って!!

 こ、この本は俗に言う【官能小説】ってやつなのでは!?


『そうです! 私は真面目なフリしてエッチな小説読んじゃうムッツリスケベですよ!!』


 偶然【後輩】の恥ずかしい所を見てしまい謝る事になるのだが……謝罪の代わりが官能小説の音読!?!?

『……部長、下手すぎます……頭の中で情景の描写ができていませんね?』

 そんな無茶な……

 こっちはそういった書物に触れた事も、実際の経験も無いというのに……
 
『わ、私が読みます! これは、そう……お、お手本です!!』

 恥ずかしがりながら【後輩】は聞いたことも無いような卑猥な文章を次々と口にする。

 熱のこもった吐息とともに、西日が差し込む部室は温度を少し上げた――